鑑賞本数26本目の
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』
”愛とお金”
これが全編に渡って重くのしかかってくる映画である。
アン・ハサウェイ女史の好演により、ジェイン・オースティンという人物像が明確になり、日々の生活、夢、そして愛との狭間で苦悩する女性が見事に表現されていると思う。
お相手は『ウォンテッド』以来、お気に入りの俳優になったジェームズ・マカヴォイ氏。
彼もまた情熱的でありながらも繊細な青年を見事に演じております。
他にジェームズ・クロムウェル氏やマクゴナガル先生でお馴染みのマギー・スミス女史が、がっちり脇を固めており、映画そのものにメリハリができて飽きさせない一本でありました。
さすがに映画なので、大分(だいぶ)脚色はされているのでしょうが、美しいラブストーリーであります。
思わず鑑賞後にジェイン・オースティン女史について調べちゃいました。