鑑賞本数50本目の『マチェーテ・キルズ』
マイナーな感じの映画であるが、とにかくキャスティングが凄い。(実際は全然マイナーではありませんが)
歳を感じさせないダニー・トレホ氏が凄すぎると言うか、メキシコ系の悪役がいまでは正義のイメージが付いてしまった感じがします。
本当は”いい奴なんでしょ”的な。
逆に正義だったメル・ギブソン氏が、この頃では悪いイメージが付いてきている感じがあり、奥底に秘めた不気味な強さが滲(にじ)みでていて、とってもいい悪役感があります。
本作に関しては脚本がどうこうは書く必要は無いと思います。なんたって冒頭からかなり遊びすぎていますから。
恥ずかしながら、劇中に登場したラスコック大統領をチャーリー・シーン氏に似ているな~と思いながら、エンドロールで名前をチェックするも、カルロス・エステベス氏とあり、似た人がいるもんだと思ってしまったところでした。