鑑賞本数62本目の『フライト・ゲーム』
旅客機という密室を舞台に描くサスペンス活劇。旅客機に搭乗した航空保安官ビルの携帯電話に、多額の現金の要求と殺人を予告するメールが届き、やがてひとり目の犠牲者が出る。
-WOWOW MONTHLY PROGRAM GUIDE-
実際に鑑賞したのは2015年09月01日。
ありきたりの邦題ではあるが、主演がリーアム・ニーソン氏とあっていやが上にも期待してしまう。
結論からいうとサスペンスとしてはかなり良く出来た作品。
おもしろい。
作品自体に薄暗さを感じる映像であったが、ジャウム・コレット=セラ監督の過去作品が分かってみると何となく頷(うなず)ける。
最後の最後まで犯人が判らないいい作りの映画。キャッチコピーの『全てを疑え。』が見事にマッチしている内容であった。
物語のキーマン。いやキーウーマンはやっぱりジュリアン・ムーア女史であろう。彼女がストーリー全ての舵取りをしていたようにすら感じる。